正八角形平面の武道館をエンドステージとして使用する条件のもと、そのことで生まれる奥行きと高さのある広い背景を発見し、最大限に生かすことを意図しました。背景となる2階客席、1階客席、そしてステージにかけて縦断的にトラスを配置し、天井からステージへと光が流れ落ちてくるようなダイナミックなイメージをつくりだしています。